乳がん公表の生稲晃子 薬の副作用告白「これが厄介なんです」
2016年05月17日 19:44
芸能
生稲は11年4月に人間ドックで早期の乳がんが発見され、翌5月に1度目の手術を受けた。その後、2度の再発を経て13年12月に右乳房全摘出手術を受け、昨年10月に再建手術を終えたことで、同11月に長年の闘病を公表した。
現在の状態については「たぶん今は何もない状況だと思う。再建までしていただいて、とりあえず、胸の中には残ったがんはないと思う」。治療としては、乳がんの再発を抑制するためのホルモン剤を服用しているが、「この薬は乳がんには割と効くんですけど、その半面、子宮体がんにはなりやすくなってしまうというリスクがあるので」と、前日(16日)にも病院でCT検査を受けたことを明かした。
服用のホルモン剤について「乳がんの再発を抑制するもので、女性ホルモンを減らしていくお薬なので、更年期(障害)と同じ症状が強く出てしまう」と説明し、副作用として、更年期によく見られる症状の一つである“ホットフラッシュ”に悩まされていることを告白。「急に汗が出ちゃうんです。もともと暑がりっていうのもありますけど、毎朝、寝ていて汗で起こされる。これは起きていても寝ていても」。取材中にも症状が出て、一時中断してしまう状況になり、「こうやって環境、状況が変わるとバッと汗が出る。これが厄介なんです」と苦笑した。病気発覚時に「5年間飲み続けます」と言われたというが、「再発したので、そこからまた5年。今も飲み続けています」とまだまだ長い付き合いになることを打ち明けた。