ベッキー 収録予定だった2本のレギュラー番組が立ち消えに
2016年05月31日 08:10
芸能
ベッキーは元夫人に直接謝罪する2日前にTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の収録に参加。仕事復帰と謝罪の順序が逆になったことを謝罪の場で元夫人に報告しておらず、後にそのことを報道で知った元夫人は不信感を募らせたという。
しかし、ベッキーの事務所社長が金スマの放送日当日、元夫人の代理人弁護士に電話して謝罪。「今さら電話してきたところで遅い」と謝罪が受け入れられない可能性もあったが、誠意ある電話に元夫人もこれ以上ない誠意で返し、「終焉宣言」をつづった手紙をベッキーの事務所に送り、マスコミに発表してもらったのだ。
ベッキーが出演を見合わせているレギュラー番組の関係者も「一番の被害者が収束を発表したことで、番組復帰に向けてスポンサーの理解を得られそうだ」と、ベッキーの本格復帰が前進していることを明かす。
ただ、すべてが順調に進んでいるわけではない。日本テレビは30日の定例記者会見で、ベッキーの同局レギュラー番組への復帰が「未定」との見解を示した。金スマでの復帰にあたって、ベッキー側がほかに出演を見合わせている9本のレギュラー番組の関係者に「金スマで復帰します」と事前に報告せず、根回しがおろそかになったことが一番の原因だ。
さらに実は、今月下旬、2本のレギュラー番組の収録に参加して本格復帰する予定だったが、ともに立ち消えとなった。ただ、これはベッキー側の都合といい、関係者は「金スマでの復帰で他番組への配慮を欠いた以上、同じ轍を踏まないとの思いから慎重に慎重を期しているようだ」と話している。
ベッキーは本格復帰に際し、会見を含め、取材陣に何かしら対応することを検討している。一連の騒動で何事にも拙速・性急なイメージが強かったベッキー側だが、騒動が落ち着いてようやく礼儀や恩義を重んじる本来のスタイルに戻ってきている。(記者コラム)