イケメン俳優 最高月収6000万円からバイト生活への転落で分かったこと
2016年06月06日 21:37
芸能
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デビュー作の演技が評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞。その後「教師…」に出演したことで一躍人気俳優になり、CMオファーも殺到し、当時の最高月収は約6000万円だったと振り返った。
大金を手にした野村は“衝動買い”で約2億8000万円の家を購入するなど、その頃の金銭感覚は「普通の人の1000万円が自分にとっては10万の感覚」、「1000万円からがお金だと思ってた」と明かし、スタジオも「今までの先生で一番パンク!」と騒然となった。
全てを手に入れた野村だったが、主演ドラマでもコケ、舞台出身の実力派俳優の台頭で仕事は激減。34歳で結婚も、知人には総額1億円を貸して持ち逃げされるなど、しくじりの連鎖でほぼ無職に。妻とも離婚し、中古車を買い付けるアルバイトをしていたという。
自暴自棄になりながらも、野村は一念発起し、個人事務所を設立。あるバラエティ番組で「教師…」で共演の田原俊彦(55)と再会し、励まされたことを涙ながらに振り返った。その出演がきっかけでドラマ出演も果たし、着実に復帰している野村。「“成功”のたびに“初心”に戻ること」と教訓を述べ、最後は「求められることが役者の生きがい。僕も挑戦し続けます」と締めくくり、前を向いた。