二宮和也主演「赤めだか」放送文化基金賞最優秀賞 優秀賞は「天皇の料理番」
2016年06月08日 14:17
芸能
「天皇の料理番」は大正・昭和時代に宮内省の厨司長を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた直木賞作家・杉森久英氏の同名小説が原作。何をやっても長続きしなかった田舎のやっかい者・秋山篤蔵が、ひょんなことから食べた一口のカツレツをきっかけに、料理に夢を見て、ついには天皇の料理番を勤め上げるまでに成長していく物語。
「赤めだか」を制作指揮した伊與田英徳プロデューサーは「二宮和也さん、ビートたけしさんをはじめとしたキャストの皆さんに魅力的に演じていただきました。撮影現場にいらした原作者の談春さんが『実際、自分たちがそこにいる感じがした』とおしゃっていただいた程です。ドラマを支えていただいたスタッフの皆さんに、心から感謝したいと思います」とコメントした。
「天皇の料理番」の石丸彰彦プロデューサーは「戦後70年である15年に『戦争』を描くのではなく『戦争の時代に懸命に生きた日本人』を描きたいと思い、企画いたしました。その中で、夢を追う者、夢を支える者、夢を託す者、いつの時代も懸命に生きる日本人の姿を描きました。明治、大正、昭和という激動の時代に、料理に夢を見た一人の若者と、その若者の夢を支える人間達の愛の物語が皆様に受け入れられた事を非常に嬉しく思います」と喜びを語った。