【海老蔵会見 一問一答(2)】得度したのは「関係あると言えばある」
2016年06月09日 16:08
芸能
――お子さんと麻央さんはどのように関わっていますか?
「子どもと楽しく過ごす数時間、数十分はキラキラしている」
――改めて麻央さんの存在の大きさを感じていますか?
「麻央がいたからこそ私がいる。麻央がいないと寂しいし、改めて麻央という存在の大きさを痛感している。
――(がんの)ステージは?
「深刻だという言葉でご理解いただければ。簡単に治らないからこそ、このような(1年8カ月という)時間が経過している」
――今は通院ということだが、腫瘍をとる手術はしたのか?
「そこに至らないので、今は率先して抗がん剤治療を行っている」
――2人の子ども達には、いつどのように伝えた?
「今日これを見ていて、長女はちゃんと分かると思う。最近は“ママが帰って来ないのはなぜか”という質問も減ってきた。ごまかしながら“病院で元気になるように治療をしているから、ちょっと待っていてね”と説明してきたが、これからしっかりと話していくべきことだと思っている」
――麻央さんから(がんの)報告を受けた時は?
「忘れもしません。2人で人間ドックを受けた後に日本橋のホテルで話し合い、途方に暮れた。舞台に出なければならない状況の中で受け止めた。本人は私よりショックが大きかったのではないかと思う。時が過ぎるのを忘れるような時間を、しばらく2人で過ごした」
――先日、成田山で得度を受けた受けたことと関係があるのか?
「関係あるといえばある。少しでも気持ちをクリーンにした上で向き合わなければならない。余談だが、麻耶さんも具合が悪くなったが、麻耶さんも(麻央の病状を)隠しながら大活躍していた。家族一丸で麻央をバックアップしているなか、皆に“疲れ”というものが出てしまった。私自身は、少なくとも瞬間、瞬間を大切に生きることに費やしてる。そのために自分を切り替えるという意味で、そういう(得度をうけるという)行動をとったと捉えていただいてもよい」