坂本冬美が初主題歌「夢のよう」連ドラ異例のド演歌

2016年06月16日 06:00

芸能

坂本冬美が初主題歌「夢のよう」連ドラ異例のド演歌
TBSドラマ「神の舌を持つ男」の主題歌を歌う坂本冬美(中央)。左から、佐藤二朗、向井理、坂本、木村文乃、堤幸彦監督
 演歌歌手坂本冬美(49)の新曲「女は抱かれて鮎になる」(8月17日発売)が、7月8日にスタートする向井理(34)主演のTBSドラマ「神の舌を持つ男」(金曜10・00)の主題歌に決まった。坂本は出演もする。
 民放プライム帯(午後7~11時)の連ドラで演歌が起用されるのは極めて異例。坂本が連続ドラマの主題歌を歌うのも初めて。演出を手掛ける堤幸彦監督のリクエストで実現した。

 今作は堤監督が原案の構想に20年かけた意欲作で、全国の温泉地を舞台にしたサスペンスコメディー。元々は2時間ドラマをイメージしていたといい、主題歌に思い描いていたのが、湯けむりの映像をバックに流れる演歌だった。

 そこで堤監督は冬美に白羽の矢を立て「ど真ん中の演歌をやっていただきたい」と依頼。荒木とよひさ氏が詞、弦哲也氏が曲を書き下ろし、切ない女心を歌うド演歌が生まれた。

 冬美の出演は本人役。鮎のイラストをあしらった扇子を手に日本舞踊の踊り手が舞う中で、一緒に踊る。

 「まさかの堤監督からご指名を頂いて夢のようです。まして向井理さんですよ!芸能生活30周年で一番のサプライズです」とイケメン俳優の主演作に抜てきされて大喜び。向井も「温泉を巡るドラマにふさわしい曲で、各地の撮影現場を思い出すように情景が浮かんできます」とピッタリの曲の完成に手応えを感じている。 
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