コブクロ 活動休止の“真相”初告白 黒田「音楽やめようと思った」
2016年06月16日 23:20
芸能
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しかし、11年8月、札幌市で行った全国ツアー最終公演で半年間の活動休止を発表。小渕健太郎(39)が高音域の声を出しづらい「発声時頸部(けいぶ)ジストニア」を発症し、約半年間の療養が必要と診断されたため。黒田俊介(39)も持病の腰痛がツアー中に悪化したことなどを理由に休養した。
当時について、黒田は「(ツアー中に)何かが自分の中で研ぎ澄まされていって『もう、これはアカン』と思って、電話して『もう活動休止しよう』って言って」と告白。小渕も「ツアー終わる2週間前に『小渕さん、休もう』っていう、あの電話がなかったら、オレはよう止めんかった、あの超特急の列車を。2時間ぐらいしゃべったかな。今も忘れないですけど。2人で車輪を止めようと決めて。お互いさ、半年間、連絡取らずにおったやろ」と応じた。
黒田は「ぶっちゃけ話すと、活動休止はほぼ無期限に近かったですもんね。活動休止の時は、僕はコブクロをやめようと思ったんじゃなく、音楽をやめようと思いましたね。(ツアー)最終日終わってから、1ミリも歌わへんかった。でも、活動休止に関しては何の後悔もない。出し切ったもんね。パン屋になろうと思ってたもん」と激白。
小渕も「活動休止している間は、創作意欲はゼロやったね。何も作る気しない。黒田さんは歌うことをやめる、ということはオレは曲を作ることをやめる。いったんコブクロを本当にやめてる。あの時、ベクトルの種類は違えど、完全にお互いオフってた」と打ち明けた。
12年4月に活動再開。13年には全国5カ所で原点のストリートライブを行った。観客が涙を流す姿を目にし、黒田は「オレ、イケるな。まだまだ衰えていない。迷走しているところからの脱却というか、ちょっとずつ戻ってきた感じ。オレ、やっぱり歌うのが好きなんかなと、この時もう1回思った」と手応え。昨年、「桜」に呼応する曲「未来」を発表し、小渕は「(結成から)18年やってきたことに、すごい誇りを感じるね」と話した。