長瀬智也 バス事故で公開延期主演作に感慨「ようやく見てもらえる」
2016年06月20日 20:22
芸能
地獄の赤鬼を演じた長瀬は撮影中、緑鬼役の桐谷健太(36)と“神木いじり”をしていたことを告白。「隆(神木)が地獄に落ちたての頃は、グレーっぽい血色の良くない感じのメークをしていたので、俺たちがいじると本気でツッコんでくれるのがネタになっていた」と楽しそうに話した。
その際は、長瀬が赤、桐谷が緑のメークをしていたため、神木は「自分らに言われたくないわ。顔色どうこうじゃないじゃないか」という返しが定番になっていたという。この日は、長瀬の「スタジオの壁もグレーっぽかったので、どこにいるか分からなかった」というボケに、すかさず「灰色の中でも、動いたら分かるわ」と応戦し、絶妙な掛け合いを披露した。
和やかな雰囲気の中、長瀬は「地獄に行きたいと考えている人はいないと思うが、こんな地獄なら行ってもいいかなと揺れ動く瞬間がある。バカっぽいけれど、人間の大事な部分が詰まっている映画です」と自信のPR。宮藤監督は、「普通の映画より試写が多めなので、公開してから見てもらえるのかなと思うが、これは仏教映画。2度より3度、3度より4度と見る度に徳が積める。お布施だと思って見てください」と訴えていた。