はるな愛“どん底”下積み時代 バイト掛け持ち、ブランド品売って…
2016年06月23日 06:15
芸能
はるなが当時住んでいたマンションは池尻大橋駅から徒歩3分、ベランダからは目黒川が望める好物件。下積み生活には分不相応とも思えるが、大阪時代は売れっ子ニューハーフとして月収数百万円を稼いでいたはるなは生活の質を落としたくなかったのだった。しかし上京後はタレントとしての仕事はゼロ、貯金を切り崩しながら、ビルの清掃員やレースクイーン、コンパニオンのバイトでチャンスを待つ日々。はるなはそんな下積み生活を“人生のどん底”と回想した。
“エアあやや”が生まれたのも下積み時代だった。はるなはブランド品を売って資金をねん出し、池尻大橋近くの三軒茶屋に初めてのお店をオープン。お客さんを盛り上げようと、声を張り過ぎて声が出なくなり、苦肉の策として編み出したのが“エアあやや”だった。
苦い思い出も多かったというはるなだが、マンションのエントランスに入るなり「懐かしい~」を連呼。当時の部屋には、現在、新婚夫婦が住んでおり、突然の訪問に驚いたものの、快く撮影OK。「ここは私にとってつらい思い出もあるけど、一つの光が見えた瞬間だったから、一番思い出深い」と語るはるなに、住人の男性も「うれしいっす!」と返すなど、“たまたま同じ家に住んだ”2人は不思議な出会いを喜んだ。