有村架純 オーディションなし 親近感が決め手 実在の人物モチーフにせず
2016年06月29日 17:20
芸能
今回、オーディションは行われず、有村は「花子とアン」(14年前期)のヒロイン(吉高由里子)以来、キャスティングで選ばれた。菓子浩チーフプロデューサーは「このところ、朝ドラのモチーフが実在の人だったが、今回はオリジナル。はっきりとした力強いヒロインを、と思った」と起用理由を説明。「有村さんは親近感を持てる女優さんだと思っている。すごくキュートでキレイだが、田舎にいても“こういう子いそうだな”と思わせてくれる」と説得力が決め手だったことを明かした。
最近の作品は「まれ」(15年前期)で「あまちゃん」(13年前期)以来2年ぶりの日本人ヒロインオーディションを実施。「まれ」の土屋太鳳(21)は2020人、「あさが来た」(15年後期)の波瑠(25)は2590人、「とと姉ちゃん」(16年前期)の高畑充希(249は2564人、「べっぴんさん」(16年後期)の芳根京子(19)は2261中から選ばれた。
脚本は「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」「おひさま」に続く3作目。
岡田氏は「有村架純さんとはデビュー当時から何度か仕事をさせていただいてきて成長を見てきました。そして朝ドラをやるべき人だと強く思っていました。朝ドラのヒロインをやってほしい。そしてその朝ドラは絶対私が書きたい。そう強く熱望して願いがかないました。今、とても幸せです」とコメントしている。