綾野剛 主演作で「ライジング・スター賞」受賞、NYアジア映画祭
2016年06月30日 05:00
芸能
日本警察史上最悪の不祥事とされる「稲葉事件」を題材にした作品。綾野が演じたのは、でっちあげ、やらせ逮捕、拳銃購入、覚醒剤の密輸など様々な悪事に手を染める刑事。上映中は絶えず笑いが起こり、終了後は割れんばかりの拍手が会場に響いた。
観客とともに観賞した綾野は「笑いながら楽しんで見ていただいたことに、とても感銘を受けています」と喜んだ。白石監督は「聞くとことによると、ニューヨークでも警察の不祥事などがあるようですし、ギャングもいる。そのような環境で、どう見てもらえるのか不安でしたが、楽しんでもらえて安心しました」と話し、笑いを誘った。