米映画芸術科学アカデミーは29日、俳優の仲代達矢(83)、映画監督の北野武(ビートたけし、69)、河瀬直美氏(47)ら日本人13人を含む総勢683人を新たに会員に加えると発表した。仲代は俳優部門、たけしは脚本部門、河瀬監督は監督と脚本の2部門。河瀬監督はどちらで登録するかを自身で決めることになる。
仲代は「黒澤明さんや小林正樹さんら先達たちが、日本映画を世界のレベルに上げてくれた。私が選ばれたというより、かつての日本映画のスタッフを認めてくれたとも言え、ありがたい思いだ」とコメントした。
同アカデミーは「アカデミー賞」を選ぶ。会員は約6000人。