ラジオ生放送中暴行“名古屋のみのもんた”宮地佑紀生容疑者逮捕
2016年07月01日 05:30
芸能
当時、神野は番組プレゼント当選者からのお礼の手紙を読んでいた。「えっ、えっ」という神野の声に続いて、マイクで殴ったときのものとみられる「ボン」という音声が流れた。その後、何事もなかったように番組は終了の午後4時まで放送された。
宮地容疑者と神野は番組開始時から共演。28日に被害届を提出した神野は「これまで威圧的な態度をとられることはあったが、暴力を受けたのは初めてだった」と話しているという。
東海ラジオは30日、番組の打ち切りを発表し「詳しい経緯は調査中」としている。宮地容疑者の所属事務所は「困惑している。事実とすれば申し訳ない」とした。
関係者によると、宮地容疑者は精神的に不安定で「突然、自殺しようとした」と噂されたほどだった。神野は2、3年前から、宮地容疑者の言動に悩んでいると周囲に相談。だが、自ら強力な番組スポンサーを見つけてくる同容疑者は、局側にとっては何も言えない“アンタッチャブル”な存在で、相談された人も対処できないでいたという。局関係者は「(宮地容疑者は)気に入らなければ、番組から外すこともできる人だった。なぜ生放送中に今回のような行為に及んだか分からない」と話している。