テレ朝「グッド!モーニング」視聴率好調 “朝の王者”争いに異変?
2016年07月06日 12:47
芸能
ビデオリサーチ調べのデータを基に今年上半期の月間平均視聴率を算出すると、1月6・7%、2月6・9%、3月7・5%、4月8・0%、5月7・6%、6月8・2%と5月以外は前月平均を超え数値を伸ばし続けている。
また、朝の民放情報番組で7年連続年間平均視聴率1位に輝く「めざまし」との差(ポイント)は1月2・4、2月1・7、3月1・1、4月0・6、5月0・6、6月0・5。王者との差を縮めている。ゴールデンウイーク中の5月3~5日の3日間は「ZIP」も抜き民放トップに輝いた。テレビ朝日関係者は「昨年10月にリニューアル、各コーナーを強化。そして今年に入ってから視聴率が上昇する兆しが見え始めました」とコメントする。
デイリーコーナーにはジャーナリストの池上彰氏(65)、カリスマ予備校講師でタレントの林修氏(50)と、お茶の間に人気の著名人が出演。気象予報士の依田司氏(50)のお天気コーナーが面白いと評判で、坪井アナ、松尾アナ両MCの安定感は抜群。新井恵里那アナ(26)と昨年10月から加入した入社2年目の田中アナも奮闘中。「池上さん、林先生はもちろん、田中アナも好評です。スタッフを含めて番組のファミリー感がすごくいい」と同局関係者が好調要因の一端を明かした。
高視聴率を獲得する「ZIP」と「めざまし」の首位争いに注目が集まるが、好調「グッド!モーニング」により激戦区の朝がさらにヒートアップ。下半期は“第三局”から目が離せない。