福山雅治、リオ五輪前にブラジル音楽探求 サンバに秘められた魅力迫る
2016年07月06日 18:18
芸能
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福山はまずリオデジャネイロを訪ね、2月のカーニバルで優勝を遂げたトップチーム・マンゲイラの練習場でサンバの打楽器がどのように生み出されているかを体験する。そしてその夜4500人が踊る練習会に参加。爆音のリズムに熱狂し、夜通し歌い踊り続けるサンバの圧倒的なエネルギーを目の当たりにする。
続いてサンバのルーツを探し求めてブラジル北東部の街、サルバドールへ。そこで出会ったのは今から約300年前にアフリカから連れてこられた奴隷たちが持ち込んだ打楽器のリズム。長年苦しい生活を強いられてきた奴隷たちがアフリカへの思いを抱きながら守ってきた望郷のリズム、サンバのリズムの根底にあるのは奴隷たちの悲しい記憶だった。
福山はさらにサルバドール郊外のある村を訪ね、そこでブラジルの著名なギターリストや地元ミュージシャンと即興のセッションに挑み、いよいよサンバ誕生の核心に触れる。
番組のフィナーレを飾るのはブラジルの未来を担うサルバドールの子供たちとのセッション。20人の凄ワザ打楽器チームと福山のギターによる共演は、言葉や人種そして国境を越えてひとつになり、音楽の力を実感するものとなった。
オーストラリアの先住民・アボリジニと、中国の南西部・貴州省の少数民族・トン族の音楽に迫った3月放送の第1回放送が好評だったスペシャル。第2弾からも目が離せない。