生瀬勝久、ユーモア封印で組長役「僕は反社会的勢力なので」
2016年07月11日 13:29
芸能
演出の榊英雄監督(46)によれば、生瀬の得意とするユーモアやひょうひょうとした演技は一切封印してもらっているという。だが、本人は「封印というと何となくもぎとられている感じがするが、僕は普段は反社会的勢力なので、触れるものには何でも絡んでいく生きざまが画面に出せれば」と反論した。
組長は組同士の抗争で、柄本時生(26)扮する大学生のアパートにかくまわれるという設定で、「彼のお父さん(柄本明)にあこがれて、この世界に入った。だから最初はちょっとリスペクトしていたけれど、今では同じ土俵の上。がんがん、いじめています」とニヤリ。対する柄本は、「セリフのやり取りの緊張感がすごくて、個人的にはその雰囲気がたまらなく好き。それはこれからも解けないと思う」と、先輩を立てていた。
ヒロインを務める内田理央(24)は、「唯一の女子なので、男臭い現場ですけれど…」と話すと、隣の生瀬にギロリとにらまれ苦笑い。それでも、「気を使わず、おいしい料理も食べられてとても楽しい撮影です」と笑顔で語っていた。