難役ひょい 高橋光臣「せいせいするほど…」ストーカー怪演が話題
2016年07月19日 10:00
芸能
![難役ひょい 高橋光臣「せいせいするほど…」ストーカー怪演が話題](/entertainment/news/2016/07/19/jpeg/G20160719012992270_view.jpg)
高橋が演じるのは、スポーツジムのインストラクター・山下陽太。第1話、未亜は「ごめん。私、やっぱり仕事やめたくない。陽太の夢、応援してる。田舎に帰っても元気で。今までありがとうございました」と陽太のプロポーズを断り、婚約指輪を返す。陽太も「分かったよ。未亜は仕事が生きがいだもんな。これからも頑張って」と納得。笑顔で語り、2人は円満に別々の道を歩むに見えたが…。
その後、ある夜、未亜が自宅でシャワーを浴びていると、後ろに人影。部屋をシェアする女友達かと思いきや、陽太だった。「荷物を取りに来ただけだよ。鍵?開いていたよ。未亜、オレ、田舎に帰るの、やめたよ。だから、ずっと側にいられるよ。ずっと、ずーっとね」。未亜は不安を覚える…。
インターネット上には「さわやかな高橋光臣君が…かなりショック」という書き込みも見られたが、それは芝居がリアルな証拠。「目が怖い」「本当にホラー」などと絶賛の声が相次いだ。
2006年、テレビ朝日「轟轟戦隊ボウケンジャー」の明石暁/ボウケンレッド役で人気に。12年には、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に出演。ヒロイン・下村梅子(堀北真希)の恋人となる医学生・松岡敏夫役で知名度を上げた。昨年の「下町ロケット」では、佃製作所からライバル・サヤマ製作所に移る技術者・中里淳を熱演した。
同局の伊與田英徳プロデューサーは「以前から骨太で、いい役者さんだと思っていました。『梅ちゃん先生』の時、ご本人は簡単に演じているわけじゃないと思いますが、難しい役をひょいひょいとこなしているのが印象的でした。今回も、ヒロインが一度は心を許した相手で、難しい役。最初から悪い人に見えるといけないので普通に見えて、その人が豹変していく感じを、どのくらいの温度で出していくか、監督と相談されていました。結果、人が陥っていきそうな、あり得そうな“距離感”をうまく演じていただきました。若いのにいろいろな役ができる。素晴らしい、奥深い役者さんだと思います」と起用理由を説明し、難役をこなす確かな演技力を絶賛している。