庵野秀明監督「エヴァ」制作遅れを謝罪「3作目までで自分を削り切ってしまった」
2016年07月19日 14:56
芸能
![庵野秀明監督「エヴァ」制作遅れを謝罪「3作目までで自分を削り切ってしまった」](/entertainment/news/2016/07/19/jpeg/G20160719012996610_view.jpg)
また「エヴァンゲリオンという作品は僕自身の魂を削り取っていく作品。自分を削りながら作っていくもの、新劇場版というもので3本連続で作って、削りきってしまって、何もなくなってしまった」と苦しかった胸の内を告白。「このまま、二度と作品を作られないかもというぐらいまで追い込まれたんですが、そういう時に、東宝さんからお話をいただいて、僕自身が救われたような気がする」と話した。
さらに「そのおかげでここにいることができるし、エヴァンゲリオンという作品を作り続けることができる」と今では前を向いているようで、「ただ、お待たせしているのは事実なので、深く深くお詫びします。本当にすみません」と再び頭を下げ、「(シン・ゴジラの制作を)本気にやっていますので、それは作品を見ていただければ伝わると思う」と力を込めた。