山本圭壱 10年ぶりTV登場の裏事情…極楽の“今後”語るか
2016年07月22日 09:55
芸能
実は今回、「めちゃイケ」のオファーと同時進行で、インターネット放送局「AbemaTV」の情報番組に出演するプランも進んでいた。その中で山本は、多大な迷惑をかけた“古巣”を優先したと見られる。
山本は2006年に淫行騒動を起こし、吉本興業を契約解除となった。所属していた萩本欽一の社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」の北海道遠征中の不祥事とあって球団も解散した。その後、山本は不起訴となったが、芸能界からフェードアウト。本格復帰となったのは昨年1月。この1年半は、週1回のコミュニティーラジオ「宮崎サンシャインFM」に出演しながら、ライブ活動や講演会、パチンコの営業などを行ってきた。
吉本への復帰は、複数の同社関係者が「そんな話は出ていない。これからも可能性はないと思う」「もう弊社の所属ではないですし、かなり難しいのでは」と否定しており、軌道に乗るにはまだまだ時間がかかりそうではある。ただ、芸人仲間は温かい目で見守っている。山本の後輩は「ここまで10年。本当に長かった。吉本に即復帰とはいかないですけど良かったです」。大物芸人の1人も「(吉本復帰も)もう、そろそろいいのではないか」と周囲に話している。
「めちゃイケの収録を終えて、山本さんは淡々とした様子でした。ただ、心の中では、やっとここまで来たとは感じているとは思います。これから露出が増えるようになればいいんですけど」(テレビ局関係者)。周囲によると、今後は地上波だけでなく、インターネット番組への出演も検討しているという。
これまでの10年に対して山本は何を語るのか。待ち続けた相方・加藤の表情にも注目したい。腹から笑える展開になるのか、しっかりと、その瞬間を確認したいと思う。