「GANTZ」の奥浩哉氏「漫画家支える気あれば新品買って」に本好き反応
2016年07月28日 16:26
芸能
「私は書店員です。皆が古本や立ち読みで済ませたら、私は失業してしまいます…。やはり買っていただきたいですね。どうすればいいのか?」といった売り手の視点もあれば、「中古本って作者に利益入らないの?そういう話は聞いた事があったが…マジだったのか…それおかしい!中古本でも正式に売買してるんなら作者に利益を渡せ!」というピュアな読者の視点に、「古本を買ったことを作者に嬉々として伝える『ファン』もいるからねぇ。困ったもんだ。。。」といった嘆きもあった。
前向きな意見には、「サブスクリプション型配信サービスがどこまで伸びるか注目したい。正規ルートなので、漫画家にもしっかりとお金が落ちるはず。各作家に落ちる金額が少なそうな気もするので、サービス提供者と漫画家の間で問題を解決しなければならないが」という電子書籍時代のルール作りに言及するものも。
この流れでは大御所漫画原作者の小池一夫氏(80)も、「例えば、図書館で本が貸し出されるたびにほンの少しでもいいから,古書店で本が売れるたびにほンの少しでいいから、著者にお金が渡るような仕組みがあれば、作家はずいぶん助かるし、日本という国も創作者を守れると思うのだ」とリツイート。これについては様々な議論があるが、図書館法など現実的な壁もある。作り手の切実な思いに応えつつ創作活動を支えるには、現時点ではできるだけ新刊を買うとことが最善のようだ。