大渕弁護士 謝罪も「処分は不当に重い」と橋下弁護士に言われ異議申し立て検討

2016年08月02日 21:21

芸能

大渕弁護士 謝罪も「処分は不当に重い」と橋下弁護士に言われ異議申し立て検討
<大渕愛子弁護士会見>反省の弁を述べる大渕愛子弁護士
 東京弁護士会は2日、日本司法支援センター(法テラス)の代理援助制度を利用した依頼人の女性から報酬を不当に受け取ったとして、人気バラエティー番組などで幅広く活躍する大渕愛子弁護士(38)を業務停止1カ月の懲戒処分にした。
 大渕弁護士は都内で記者会見し「心よりおわびする。私の認識不足が全て」と謝罪。一方、所属する芸能事務所の顧問の橋下徹弁護士から「処分は不当に重いので、異議申し立てをすべきだ」と言われたと明かし、手続きを検討すると述べた。

 東京弁護士会によると、大渕弁護士は2010年10月、女性から養育費請求の依頼を受任。その後、女性は弁護士への報酬支払いについて法テラスの援助制度を使った。

 法テラスの規定では、弁護士が依頼人から直接報酬を受け取ることはできない。しかし、大渕弁護士は法テラスからの12万5千円のほかに、受任時に約束した着手金の不足分や顧問料として、女性から17万8500円を受領した。

 女性が11年6月に返金を求めたが大渕弁護士は拒絶。同年10月、弁護士会役員の説得に応じて返した。

 大渕弁護士は俳優金山一彦さんとの結婚でも話題となった。
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