村川絵梨 原作者寂聴さんの手紙に目潤ませる「やってよかった」
2016年08月06日 16:28
芸能
そして「女の性(さが)みたいなものが、私に演じられるか不安でしたが、これをやらなかったら一生後悔すると思ったので、初日を迎えてたくさんの方に見ていただけるのが本当にうれしいです」と感極まった。
村川は大胆な濡れ場にも挑戦。夫役を演じた林遣都(25)は「相当な覚悟を持って、命を削って演じていた。支えられたらと思っていたが、負けてられないという思いにさせられた」と述懐。「会ってすぐ、稽古の段階で体をまじり合わせたので、嫌われてもいい覚悟でやっていました」と語った。それを聞いた村川は「嫌いどころか大好きです。勝手に戦友だと思ってます」と話し、林を安心させていた。
イベントの最後には原作者の瀬戸内氏から手紙が届き、司会者が代読した。「全力で熱演してくださったヒロインの村川さんありがとう」とねぎらわれると村川は目を潤ませた。「すごいうれしくてこみ上げてきました。本当にやってよかったと心底思いました」と声を詰ませていた。他に安藤政信(41)、藤本泉(24)、落合モトキ(26)、毬谷友子(56)、安藤監督が出席した。