大森青児氏初監督作品、関西圏で公開「安心して見ていただける」
2016年08月12日 05:30
芸能
資金集めからエキストラの調達まで、故郷の人々の支援を受けて企画は動き出した。都会の教育に疑問を持った父親が妻と3人の子供を連れて東京から高梁に引っ越してきた。子供たちは、「ターザン」と呼ばれる謎の老人と森の中で出会い、自然や命の大切さを学んでいく…。
「僕の作品には悪人が出てこない。やくざだ!ちんぴらだ!と世の中、悪人だらけなのに、わざわざ映画で描くこともない。50年たっても“こんなにいい映画があったんだ”と言われる作品になったと思いますよ」
出演者も大森監督が直接交渉。父親役の伊原剛志(52)、妻の田中美里(39)、ターザン役の岸部一徳(69)、さらに川中美幸(60)ら“大森組”の面々が参集した。自ら手掛けた「武田信玄」を引き合いに出し、「全国制覇ができなかった信玄に代わって、僕はやります」と47都道府県での公開を誓っている。