SMAP解散 東京パラ関係者にも衝撃 サポーター活動終了へ
2016年08月14日 05:38
芸能
SMAPは、同大会を支援する「日本財団パラリンピックサポートセンター」の応援役を務めているが、事務所関係者は「サポートセンターにはすでに話をさせていただき、ご理解を頂いた。サポーター活動は終了となります」と、契約が打ち切りになることを明かした。リオ五輪開催中の突然の降板に、五輪・パラリンピック関係者に衝撃が走りそうだ。
SMAPが応援役に就任した昨年11月、障がい者と健常者がたすきをつなぐ「パラ駅伝 in TOKYO」に5人そろって出演。走者にエールを送り続けたほか、ブラインドサッカーや車いすバスケに挑み、表彰式で「世界に一つだけの花」を歌うなど奮闘。国内の障がい者競技では前例のない規模となる約1万4200人の集客に貢献し、本番に弾みをつけていた。
分裂、解散危機を乗り越えグループの存続が決まった際には、遠藤利明五輪相(当時)が会見で「これからも応援してもらえれば、パラリンピックは一層盛り上がる」と強い期待を示していた。
分裂、解散騒動が明るみになったのは今年1月。女性マネジャーが水面下で独立を進める中で、応援役の就任プランを進行してきた。この国際的イベントでの大役を引き受けている限り、事務所がSMAPを解散させる判断はできないといわれてきた。それだけに、急きょ自ら降板する形となったことは衝撃だ。メンバー間の確執という感情によって世界的な社会貢献の役回りに穴をあけた責任は大きい。