「ダウンタウン」の松本人志(52)が21日に放送されたフジテレビのバラエティー「ワイドナショー」でSMAPの解散について語った。SMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」になぞらえ、「押し花やドライフラワーになるような残り方をするぐらいなら、奇麗に散ってしまった方が良いっていう考え方、僕は正直分かる」とメンバーの決断に理解を示した。
松本は2000年にドラマで共演して以来、中居と親交が深い。セリフ覚えに苦労していた際に中居が台本の読み合わせに付き合ってくれ、一気に距離が近づいた。今回も中居と連絡を取り「できることがあったら何でもするよ」と話したという。1月の分裂騒動の時には「絶対に解散してはならない」と伝えていた。7カ月の間に松本がメンバー間の変化を感じた可能性が高い。
中居や木村拓哉(43)と仲の良い明石家さんま(61)も20日放送のラジオ番組で「個人的にはこれで良いと思う」と話していた。近い関係者はグループの関係が修復不可能だと感じたとみられる。
メンバーが解散を選んだ理由を詳しく説明していないため、5人そろっての会見を求める声もあるが、松本は「離婚会見と似たようなもので、本当のことなんて言えるわけない。突き詰めていったら、絶対誰かの悪口になっちゃう。それを笑いながら言えるくらいなら解散しない」と語った。