香取＆草なぎ　ＳＭＡＰ解散“肉声報告”も…発表コメントと内容同じ

　解散を発表したＳＭＡＰの香取慎吾（３９）と草なぎ剛（４２）が、２１日放送のｂａｙ　ｆｍ「ＳＭＡＰ　ＰＯＷＥＲ　ＳＰＬＡＳＨ」（日曜後７・００）で解散を改めて報告した。 　番組の冒頭、香取は「ＳＭＡＰは解散いたします。ＳＭＡＰを応援してくださったたくさんの方々に心より感謝申し上げます」、草なぎは「僕たちＳＭＡＰは解散する道を選びました」「グループ結成から２８年間本当にありがとうございました」などと話した。

　香取は１４日未明の解散発表時に出したコメントの「応援してくださった」の前に「ＳＭＡＰを」を入れたが、草なぎは全く同じだった。１８日に稲垣吾郎（４２）、１９日に木村拓哉（４３）、２０日に中居正広（４４）がラジオで語っており、２人が最後の“肉声報告”。香取はゆっくりとした神妙なトーンで草なぎは淡々としていた。２人合わせて約１分だった。

　ほかのメンバーの報告では、１分２６秒と最も長かった中居は、解散発表時のコメントを読み、リオ五輪開催中だったことをわびた。稲垣は「これからも頑張っていきます」などと前向きに話す場面もあった。解散に否定的だった木村は唯一「解散」という言葉を使わず、「本当に、ごめん」と無念さをにじませていた。

　１０日に木村を除く４人がジャニー喜多川社長に会い、香取、草なぎ、稲垣が「休むより解散したい」と申し出て、休止から一転した解散劇。強く求めたのが香取で、同調したのが草なぎだった。

　報告の後は、ラジオを普段通りに進行。香取が「いろんなイベントをやったし、曲も作った」と２１年の番組の歴史を振り返り、草なぎが詞・曲を手掛けた放送２０周年記念曲「シンツヨ　Ｂｅ　Ｏｎ　Ｒｉｇｈｔ！」を２人で歌唱した。