不動産王 総資産3000億円からの転落 福島で年金頼みの極貧生活
2016年09月02日 21:07
芸能
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しかし当時の政府は不動産価格高騰の沈静のため、金融機関に不動産への融資を制限させる「総量規制」を発令。これにより銀行が一斉に融資の回収に乗り出し、返済不能となった川又氏の借金は1000億円にも上った。
その後、会社の経営権と引き換えにアメリカのリーマン・ブラザーズが債権の一部を肩代わり。新事業を興し、なんとか軌道修正に成功するも、2008年にリーマン・ブラザーズが破たんし、790億円の借金を背負った。川又氏の会社も翌年に倒産、妻とも離婚し、自己破産。現在は2年前に移住した福島で年金暮らしをしているという。
わずかな年金だけを頼りに極貧生活を送るが、地元の人の支えもあり、「お金のかからない生活できるのは本当に楽しい」と語った川又氏。新天地では廃業の民宿をデイサービスに改装する事業や、若者を呼び込むためにドローン操縦者育成学校を始める構想を練り、再出発に燃えていた。