谷原章介 現地で広島V見届け「頭が真っ白になった」
2016年09月11日 05:30
芸能
広島出身の父の影響で、小学校高学年からカープ一筋。70年代から80年代にかけての赤ヘルブームに熱中した。大好きな「炎のストッパー」故津田恒実さんが生涯最後に登板した91年シーズン以来のリーグ制覇になり「感慨深いですね」としみじみ。
多忙な今も年間5、6試合は首都圏の球場を中心に観戦。「シーズンMVPを1人あげてほしい」というリクエストに対し、熟慮してから菊池涼介二塁手(26)を選出。巨人が詰め寄ってきた8月の苦しい時期に連日チームを救ったことを理由に挙げた。
谷原は「カープはいろんな人との出会いをくれた。カープの話題で胸襟を開いて話ができる。人生で有意義な時間を過ごしています」と球団に感謝。今年のリーグ戦を振り返り「日米通算200勝達成もあり、黒田投手に始まり黒田投手に終わったシーズンでしたね。さらにキクマルコンビが機能し、鈴木誠也も成長した。新井さんも2000安打を放った。本当に文句のつけようがない。ぜいたくなシーズンでした。選手には感謝という言葉しか見つかりません」と喜びをかみしめた。