黒木華、主演舞台で初悪女役 昭和の香がする女優が新境地に挑戦
2016年09月15日 06:00
芸能
黒木は山田洋次監督の映画「小さいおうち」で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を日本人史上最年少の23歳で受賞した若手No・1の実力派。今年はNHK大河ドラマ「真田丸」に出演。TBSドラマ「重版出来!」で連ドラ初主演を務めるなど目覚ましい活躍を見せている。
代名詞になっているのが「昭和の香りがする女優」。「小さいおうち」では女中役を演じ、山田監督が「かっぽう着が一番似合う女優」と称賛。ほかにもNHK連続テレビ小説「花子とアン」やTBS「天皇の料理番」など昭和を舞台にした作品で存在感を発揮し高い評価を得てきた。
今回も大正や昭和の雰囲気を醸し出した作品になりそうだが、演じるのは希代の悪女として知られる役どころ。新境地への挑戦が注目される。黒木は「江戸川乱歩は私も好きな作家ですし、まるで夢の中にいるような少し妖しい世界を、お勢と他のキャストの方々と一緒に体験できるのが待ち遠しいです」としている。共演には片桐はいり(53)、梶原善(50)ら個性派メンバーがそろった。