藤山扇治郎「若藤会」立ち上げ 10月国立文楽劇場で自主公演
2016年09月15日 11:51
芸能
第1回公演の演目は「僕の東京日記」。70年代の安保闘争に揺れる若者の姿をユーモアを交え描いたもので、扇治郎が青年座研究所に在籍していたころ観劇し「いつかはやってみたい」と思っていたという。
出演は松竹新喜劇の若手メンバー中心に元関西ジャニーズJr.で親交の深い俳優・室龍規(28)ら。セリフは全編標準語とアウェー感は強いが「そういうところも含めて挑戦。作品としても松竹新喜劇のテイストと重なる部分もあるのでいい経験になるはず」と話す。劇団代表の渋谷天外(61)らも背中を押してくれているそうで「きちんと身になる公演を、年に1回のペースで続けていきたい」と力を込めた。