ラサール石井 酸欠もなんの「両津は永遠」 8年ぶりアニメ「こち亀」復活
2016年09月17日 09:00
芸能
17日に連載が終了。アニメスタート以来、20年にわたり両さんが人生の一部となっていたという石井だけに「終了を聞いた時は身がそがれるような思い。まだ続けてほしかった」と振り返る。それでも、作者の秋本治氏(63)が「40周年を祝われスッと消えるのが両さんらしい大団円」と話していたことから「秋本先生がおっしゃるならと。これはもうお疲れさまと言って明るく終わっていただく方がいいと。それに、両津勘吉という存在は、ミッキーマウスやサザエさんと同様、永遠に続くものを思っているので。連載が終わるだけで、こち亀の世界は終わらないと思っています」。40周年に花を添えるためにできることをするべきだと切り替えたという。
「こち亀」オールスターが集まったほか、今回は「キン肉マン」を演じた神谷明(69)、「SLUM DUNK」の草尾毅(50)、「NARUTO-ナルト-」の竹内順子(44)らジャンプアニメでおなじみの人気声優陣が誘拐犯として登場することでも注目を集める。石井は「名前もない役柄で出演してくださっている。ぜいたくな話ですよ」としみじみ。また「緊張して眠れなかったそうです。そのうえ僕に“握手してください”って」と神谷とのやりとりを披露し「それだけすごい人物なんだなと、今さらながら思いました」と、両さんの存在感の大きさを改めて感じたことも明かした。
「相変わらず元気。番組の後半はずっと自転車に乗っている状態で、声を出しながら酸欠状態だった」と、よく走り動き回る両さんは健在だ。「始まった瞬間に小学生に戻れるのでは。一瞬にして昔のアニメが展開されるのでぜひみていただきたい」。石井の声はどこまでも両さんのそれだった。