片桐はいり“もぎり”続けるワケ「苦しい時に映画が支えに」
2016年09月17日 10:45
芸能
学生時代には映画を観ることや、映画館にいることが救いだったという。大学時代には演劇部に所属。ごく普通の役にもかかわらず片桐が舞台に登場するだけで笑いを取るようになった。「四角い顔が今までコンプレックスで、困ったなあと思っていたのに、これで笑わせるとか、面白みに役立つとかを発見できたことが大きかった」と、演じる上で容姿が武器になることを確信。さらに「いやらしい言い方をすればお金になるぞと」と話して、進行役の阿川佐和子(62)を笑わせた。
私生活では11年間の介護を経験。母親を看取った後に東日本大震災が起き、ぼう然となったがその時も映画が救ってくれたという。「私にとって苦しい時に映画が助けてくれる」と片桐。「映画や映画館がなくなってもらっちゃ困る。私が生きているうちは映画館で見せてほしいとの」との切実なる思いから、今でも映画館のもぎりの手伝いをしていることも明かした。