「第4回なら国際映画祭2016」のオープニングセレモニーが17日、奈良市の春日野園地であった。俳優の藤竜也や斎藤工(35)らがレッドカーペットを歩いた。屋外でのイベントで天候が心配されたが雨は降らず、エグゼクティブディレクターの河瀬直美監督は「昨日は満月でした。雨予報だったので、お月様に“明日もまた会おうね”と語りかけた」と明かした。
開会式後に藤主演の映画「東の狼」も上映された。初観賞の藤は「大変な撮影だった。後遺症で“東の狼シンドローム”の日々です」と苦労話をした後に、「まとまっているような気もしますけどね」と自信を示した。22日までの期間中に95本の映画が上映される。