フジテレビの亀山千広社長(60)が30日に東京・台場の同局で定例会見を行い、22日に放送された男子プロバスケットボールのBリーグ開幕戦「アルバルク東京×琉球ゴールデンキングス」(木曜後6・30)の平均視聴率が5・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことについて「ちょっと残念」と本音をもらした。
亀山社長は5・3%という数字に「正直言うと、もう少し取って欲しかった」と率直な感想。ただ、NHK―BSとの併用だったこともあり、「Bリーグそのものを見た視聴者は7~8%はいるんだろうなと。あそこまで無名な選手にも関わらず、期待値は高いんだろうなと思う。開幕戦は昨年の1・5倍ぐらいを各地で集めたということで、潜在的なポテンシャルはあるのではと思う。我々の視聴率だけはちょっと残念でしたけど」と話した。
さらに「LEDコートの開発にはうちの技術も参画して、選手も喜んでくれた。リーグに放送権だけでなく、参加している感じが局として味わえた」とも続けた。また、「沖縄では20%を超えたとも聞いている。ローカルコンテンツの強みはある。地上波を含めて、ローカル局が追い求めてもいいコンテンツなのかなと思う」とローカルコンテンツとして強い期待をのぞかせた。