南果歩“Can友”の啓蒙呼びかけ「できる、という言葉も含まれているので」
2016年10月02日 18:27
芸能
手術を受け、その頃に撮影中だったドラマ、4月の舞台と仕事を続けたが、「社会復帰をした姿をお見せしたい、そのままなお元気でいるということがプレッシャーになった。無理をしていた」ため7、8月は完全休養に充てた。「頑張ること、プレッシャー、目に見えない山に登ることが好きなので、自分の体と向き合い日々を過ごすのが苦手なタイプ」と明かしたが、その支えになったのは家族をはじめ、乳がんの知人、友人の支えだったという。
「いろんな方の優しい言葉や支えがあったからこそやってこられた。1人ではできないことも、共有できる人がいればできるんだということを心に刻みました。これからも無理をせず、いろんな治療法を模索しながら、自分らしく笑顔で乳がんと付き合っていきたい」と涙ながらに訴えた南。現在は、フジテレビの月9ドラマ「カインとアベル」(10月17日スタート)の撮影中で、「ママ友のように“がん友”という言葉があるけれど、ネガティブな要素が多分に含まれているようで好きではない。がんの英語表記でキャンサー(cancer)を使って“Can友”という言葉を、できる、という言葉も含まれているので広めていきたい」と約780人の聴衆に呼びかけていた。