納得していない松山ケンイチ 東出昌大は会えたのに…「ショックでした」
2016年10月05日 20:27
芸能
役づくりのため体重を20キロ近く増やし、対局のシーンでは村山さんが実際に使っていたネクタイを着けて臨んだが「そこだけがクローズアップされないよう、精神や内面をつくりあげていくことで、村山さん以上に村山さんになれると思った」と説明。そして、「誰のものでもない、自分の人生を心から大事にしたいと思った」としみじみ語った。
村山さんの最大のライバルとなった羽生善治氏(46)に扮した東出昌大(28)も、「台本を読んで鳥肌が立って、仕事が決まって初めてマネジャーと握手した」と感慨深げ。実際に森監督とともに羽生氏とも会い、「七冠を獲った時のメガネをお借りして、それが力になった。自分を捨てて何者かになるという無の境地に初めていけた」と自信ありげに語った。
だが、松山が「僕、その場に呼ばれていないんですよ。それが撮影の半ばくらいで発覚したんですよ」とちょっぴり不満げ。ライバルとなる羽生氏のイメージをつけさせないようにするための森監督の配慮だったが、「クランクイン前に会えなかったことは、まだ納得していないから。ショックだった」とこぼしていた。