「真田丸」中川大志と小林隆が秀吉野望の地・名護屋城跡を訪問
2016年10月07日 19:05
芸能
波戸半島を中心に城塞化し、その周辺3キロの範囲には130カ所もの陣屋があったとされる。「真田丸」に登場する武将のほとんども陣を構えたとされていて、名護屋城をめぐるこの地には、20万人近い武士や町人が集まる大坂につぐ巨大な町が出来ていた。秀吉自身も側室の茶々を連れて滞陣していたといわれている。
第26話「瓜売」では、秀吉が名護屋城にて仮装パーティーを開くという場面があったが、実際に「瓜畑遊び」として、秀吉自身が「瓜売り」を、家康が「あじか売り」を演じて見せたという記述も残っている。
そんな華やかだった豊臣の夢の跡を、大坂の陣をめぐる放送が近づくタイミングで訪ねた小林は、自らが演じる且元の陣跡を訪ね「秀吉がいた名護屋城からの位置関係をみても、且元が秀吉から信頼されていたことを確信しました」と語った。大坂の陣に馳せ参じる後藤又兵衛も着陣したとされる黒田長政の陣跡や、毛利勝永と父の吉成が布陣した陣跡、明石全登が家来だった宇喜多秀家の陣、塙団右衛門もいたとされる加藤嘉明の陣跡なども眺めながら、秀頼役の中川は「戦国のオールスターがこのエリアに集まっていたなら、人と人のいろいろな物語が生まれたはず。とっても興奮します」と、秀頼が登場する前に展開していた歴史の地に触れ、瞳を輝かせていた。