「真田丸」真田幸村は“くじ”で誕生!ネット反響「衝撃の決め方」
2016年10月09日 21:08
芸能
その方法は何と“くじ”。真田家にまつわるさまざまな漢字1文字が書かれた紙をつぼの中に入れ、息子の大助(浦上晟周)が目をつぶって1枚、選んだ。引いた字は「村」。“くじ”に先立ち、信繁は兄・信幸(信之)(大泉洋)が捨て、また父・昌幸(草刈正雄)にもある「幸」の字を新しい名に使うことを決めており、ここに戦国時代最後の名将「真田幸村」が誕生した。
思えば、1月17日放送の第2話「決断」でも、北条氏政(高嶋政伸)につくか上杉景勝(遠藤憲一)につくかで、昌幸は信幸・信繁にくじ引きをさせていた。
制作統括の屋敷陽太郎チーフプロデューサーは「まずは軍記物や講談で知られる以前の姿も丹念に描きたかったので、史料に残る信繁という名前を使ってきました」と本名に重きを置いた一方で「大坂の陣の時から幸村の名前を打ち出したいというのは、当初から考えていました。『待っていました!』という感じの、軍記物や講談で知られる幸村像の一端も描いていきたいということです」と、その意図を明かす。猛将・幸村の側面を描くことで、物語は終盤・大坂の陣へとヒートアップする。
インターネット上には「つぼから一文字をひくの?」「衝撃の決め方」と驚きの声や、「くじで決める昌幸イズムを受け継いでいて嬉しい」「大事なことだからこそくじで決めるんですね」「くじ引いただけなのに…感動してしまう」「最強武将の誕生に鳥肌たった」などと真田家ならではの“儀式”を喜ぶ視聴者の声が集まった。