がん闘病元Jリーガー、元アイドル妻が支え「1人だったら死んでたかも」
2016年10月14日 21:13
芸能
結婚・出産発表から4年。30歳の紀由さんに、悪性リンパ腫が見つかる。胃が痛いと薬を飲むことが多かったというが、突然の“がん宣告”に2人は大きなショックを受けた。抗がん剤治療を始めた紀由さんは強い薬の副作用で頭髪も抜け落ちてしまったが、それをネタにして希紀ちゃんを笑わせるなど、家族に心配をかけまいと明るく振る舞っていたという。およそ10カ月後、がん細胞は死滅。再発の恐れは残るものの、血液中にがん細胞が見つからない「寛解」という状態に落ち着いた。「今もすごく不安です。私に何ができるんだろう、って…」と話す法子さん。食事内容にも気をつけながら、必死に夫を支える。
がん発症から3年目だという今年9月、紀由さんは再検査へ向かった。「ハラハラするんですけどね。実は」と、普段家族の前では出さない本音を打ち明ける。定期的に検査は受けているものの、今回は一つの大きな節目。ここで「寛解」ならば、再発リスクは大きく下がるという。「法ちゃんの存在は、凄いでかくて。1人だったら死んでるんじゃねえか、と。再発したら、また倍、心配かけるんで…“異常なし”っていうのが理想的なんですけど」。結果は「寛解」。再発はしていなかった。うれしい結果を妻と娘にも報告し「法ちゃんにも、希紀ちゃんにも、感謝しないといけないな。ありがとうございます」と頭を下げ、法子さんもホッとしたように微笑んで、夫婦で手を握り合った。
法子さんは今、第2子を妊娠中で、3月に出産予定だという。現在紀由さんは、六本木のバーに復帰しており、身体を気遣いながら元気に働いている。VTRを見たテリー伊藤(66)は、「御主人、たいしたもんだよね。一番辛いときに、率先して笑うって。なかなかの男だよね」と称賛。バーの常連で友人だというお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾(33)も、紀由さんの人柄は本当に多くの仲間にも愛されていると話し、家族とともに仲間も応援していることを伝えた。