ラジオ番組挑戦のミサイルマン西代が明かす“ベリグ”との絆
2016年10月21日 00:26
芸能
番組では関西の有望ミュージシャンなどを熱く紹介。番組スタッフも、「芸人、アナならではの感性や楽しいトークを通して音楽を紹介すると、敷居の高いアーティストの楽曲でも、聴く人の間口が広がる」と期待。西代は「1時間のレギュラー番組にしたい。FMもビビるインディーズ発掘番組にしたい」と語る。「ここからブレークしたミュージシャンには感謝され、僕らもすくい上げてもらえる」とポロリ。さらに同局・ヒロド歩アナ(24)の熱愛騒動に触発されたようで、「俺も仕事場で出会いが欲しい。かわいい女性アーティストとええ感じに…」とよこしまな考えをのぞかせたが、「あ、ヒロドさんは交際否定してるんやった」と笑った。
番組にコメントゲストとして登場した“ベリグ”は、西代と桂アナが共通して愛するアーティスト。桂アナが、アナウンサーとしては異例の番組企画を持ち込んだ一番の原動力が、ベリグの音楽を紹介したかったからだ。西代はメンバーのRover(28)とMOCA(28)とは、ベリグ結成前の2012年に兵庫・淡路島でのたむらけんじ主催フェス「TKF大祭り」で出会った。以降、兄貴のように悩みを聞き、相談に乗ってきた。
ベリグを結成した13年には、かつて西代が拠点にしていた大阪・なんばの劇場「baseよしもと」にメンバー自らがCDを持って報告に来たという。当初はアメリカ村の小さなライブハウスで観客が15人ほどの前で歌っていたが、西代は楽曲の良さに「絶対に売れる」と確信していた。今年3月にメジャーデビューを果たし、大阪・BIGCATで堂々と演奏する3人を見て「泣いた」という。
ベリグはデビュー後、キュンキュンさせる楽曲や多様な音楽性が各メディア、SNSなどで絶賛されている。楽曲「Eye to Eye」が9月に放送されたテレ朝系「瀬戸内少年野球団」のエンディング曲に起用され、主演の武井咲(22)に「真っ直ぐな歌詞と、すごくきれいな歌声が印象的。心を惹きつける」と言わしめた。この半年での目を見張る飛躍ぶりに、西代は「プロのオーラをまとい出してる。NSCの同期・キングコングが売れた時並みに(売れるスピードが)速い!」と指摘し、驚きを隠せない様子だった。
番組では、売れない頃から知る友人ならではのベリグ・エピソードを次々に明かす。1回目の収録内容が濃く、聴き応え満点だったことがスタッフに評価され、早くも11月13日に2回目の放送をすることが決定。「これは手応え十分。ほんまにレギュラーを狙える」とほくほく顔だった。週に何度もライブに通うというMC2人のミュージシャンとの広い交友関係や、音楽愛から生まれる熱いトークに注目だ。