広島連勝 日本S地元視聴率 2戦とも瞬間最高60%超え
2016年10月24日 10:30
芸能
第2戦(マツダ)は23日、フジテレビ系列で生中継。広島の地元局・TSS(テレビ新広島)の平均視聴率(後6・30~10・04)は53・8%。
瞬間最高視聴率は午後9時35分の63・6%。関東地区の平均は13・8%。
25年ぶりのリーグ優勝を決めた9月10日の巨人戦は、平均60・3%(NHK総合)を記録。広島地区における今年度の全番組通じての最高視聴率で、1981年以降の歴代平均視聴率としては、広島がリーグ優勝を決めた86年10月12日のヤクルト―広島戦の63・5%(テレビ新広島)に次ぐ歴代2位だった。また、試合中継のみならず、リーグ優勝を取り扱ったバラエティー番組も地元・広島で高視聴率を叩き出すなど、注目度の高さが数字に表れている。
第1戦は、25年ぶりに日本シリーズ出場した広島が5―1で日本ハムに先勝した。2回1死一、三塁で重盗を仕掛け、鈴木誠也外野手(22)がシリーズ史上47年ぶりの本盗に成功して先制。4回には2本塁打で加点し、今季ここまで「リアル二刀流」で8勝1セーブの負けなしだった日本ハム・大谷翔平投手(22)を攻略した。
第2戦も広島の勢いは止まらず5―1で日本ハムに連勝。同点の6回無死二塁から菊池涼介内野手(26)が自らの判断でバスターに切り替え、左前適時打。二塁走者の田中広輔内野手(27)の本塁突入が一度はアウト判定されながら日本シリーズ史上初のリプレー検証で覆って決勝点になった。2夜連続して「神ってる」攻撃がさく裂した。