“ヤバイ妻”木村佳乃 血のりでらんらん?“痛い演技”での後悔告白
2016年11月07日 19:14
芸能
受賞について木村は「20年前にテレビドラマにデビューしたんです。なので、私の仕事の原点はテレビドラマなんです。あと、ホラーとサスペンスが大好き。大好きなテレビドラマで大好きなホラー・サスペンスでこの賞をいただけたことが私にとってとっても意味があること。本当に嬉しい」とニッコリ。「ヤバイ妻、演じていてとっても楽しかったですし、プロデューサーも女性で、年代も近いですし、和気あいあいといろいろと相談しながらドラマを作ることができて、代表して素晴らしい賞をいただいた気がして、本当に嬉しいです」と満面の笑みを浮かべた。
木村の鬼気迫る演技が話題となったが、「B級ホラーを語らせたら数時間話せるぐらい、ホラー好きなんです。演じていてほんとうに楽しかったです。今まで見たホラーやサスペンスの作品を思い出しながら演じました」とニヤリ。予想以上の反響もあったようで「本当は怖い人なんじゃないかと言われました」と苦笑。「血のりが出てくると私の目が光るらしいです。らんらんとすると、監督によく言われました。ハラハラするシーンを演じるのが好きみたいです」と目を輝かせた。
木村の演技が印象的なシーンも数多くあるが、「1つだけ心の残りのシーンがあった」と告白。「自分の薬指の爪をはぐシーンがあって、はぐ時に自分の声をどう入れるかで葛藤があったんですけど、いまいち痛そうじゃなくて。痛そうな芝居が不十分でオンエアを見た時に悔しかった。もっと痛そうな芝居ができたんじゃないかって。痛そうに見える芝居って大変なんです。“うわっ、痛そう”って思わせるのは難しいんです」と“痛い演技”へのこだわりを力説するも、リアルなトークに報道陣がやや引き気味になると、「若干引いてらっしゃいますけど、大丈夫ですか?」と苦笑。最後は「引かせてしまってすいません。実際の私はヤバくないと思います。物忘れは激しいですけど、基本はネアカなわかりやすい人間です!」と元気にあいさつし、笑わせていた。