阿部サダヲ&深田恭子中卒夫婦役 娘の受験で“学歴の壁”挑戦

2016年11月23日 10:00

芸能

阿部サダヲ&深田恭子中卒夫婦役 娘の受験で“学歴の壁”挑戦
阿部サダヲ(右)と深田恭子(左)は娘役の山田美紅羽と湯島天神でヒット祈願 Photo By スポニチ
 俳優の阿部サダヲ(46)と女優の深田恭子(34)が、連続ドラマで中卒夫婦を演じる。1月スタートのTBS「下剋上受験」(金曜後10・00)で、“お受験”がテーマのホームドラマ。中卒の父と偏差値41の小学生の娘が最難関中学を目指す1年半を、実話を基に描く。
 原作は、仕事をしながら娘との受験に挑んだ会社員・桜井信一さんが書いた同名書籍。14年に発売され、中学受験を扱った本としては異例のヒットを記録した。

 阿部が父の信一を、深田が妻の香夏子を演じる。ともに中卒で、一人娘と家族3人で幸せに暮らしていたが、娘が小5の夏に受けた模試で「偏差値41」と判定され、信一が中学受験をさせることを決断。自身は持ち前の明るさで“学歴の壁”を乗り越えて生きてきたが、「娘には違う道を歩いてほしい」と立ち上がる。塾には通わせず、自ら勉強して娘に教え、母も巻き込んでいく。

 娘役は250人のオーディションから選ばれた山田美紅羽(みくう、11)。今月17日に“学問の神様”の東京・湯島天神で3人でヒット祈願。一緒に絵馬に願い事を書き、“家族”の仲もグッと深まった。山田がドラマの役のように?下剋上の「剋」の字を書き間違える一幕も。「早速間違えてしまいましたが、ここから始まって中学受験を目指したい」と決意を新たにした。

 阿部は「ホームドラマですが、スポ根ドラマのような熱いイメージがあります。ケンカもしながら、本音で付き合っていけるような家族になっていきたい」と意気込み。連ドラでは初の母親役となる深田は「“俺塾”という言葉が出てくるのですが、私は“阿部塾”として阿部さんのもとで一緒にお芝居できる空間を楽しみにしています」とコメント。

 要潤(35)、風間俊介(33)、小林薫(65)らが共演する。
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