「仮面女子」桜雪 過激ファン対応甘さ反省「襲われたりはないと…」
2016年11月26日 16:51
芸能
容疑者は兵庫県に住む23歳の男で、1年ほど前から桜のファンとして月1回のペースで劇場に足を運ぶ熱心なファンだったという。「当初は普通に応援してくださるファン」だったといい、「豹変してしまったのは去年の終わり頃。きっかけは全然わからない」とながらも「他のお仕事でライブをお休みするとツイートした時に凄い怒った。もしかしたらライブ以外のお仕事をしているのが嫌だったのかなとも思う」と話した。
「消えろ」「やめろ」などの暴言がある一方で、「大好きだよ」「結婚しよう」などの両極端の書き込みがあったといい、「コメントを受けている時は気まぐれなのかなぐらいにしか受け止めていなかった。嫌だったけど、周りには相談をしないでいた。私も反省はしているが、まさか本当に襲われたりすることはないと思っていた」と現実的な危険性は感じておらず、「周りのほうが凄いコメントする人いるけど大丈夫?って心配していた。それでも、実際に会うと普通の人だから大丈夫って言っていた」ほどだった。
中傷の書き込みは1年近く続いたが、「ツイッターをやめたいとは思わなかった」としながらも「更新するたびにその人のコメントが付くので、怖くなることはあった」と本音をもらした。男は中傷のコメントをする一方で、ライブには関西から月1回のペースで足を運んでおり、桜に対して、直接の暴言を吐くこともあった。「楽しそうな日もあれば怖い顔でにらんでくることがあった。刺激しない方がいいと思って、対応は変えないでいました。嫌いとか、やめろとか、死ねとか言ってくる時もありました」。
握手会にも参加しており、メンバーの間でも危険な書き込みをする存在として知られていた。「もともと別のメンバーのファンだった人が私にファンになったが、私のファンになってから過激なことを言うようになった。普通の握手はするけど、やっぱり様子がおかしい。怒っているようなぶっきらぼうな対応される時もあるし、機嫌がいい時は嬉しそうに握ってくれる。差が激しいというか、何を考えているかわからなかったので、危険な人だと決めつけることができず、普通に対応していました。暴言とかもある日はあったが、自分の中では大したことないと言い聞かせていた」と振り返った。
だが、出待ちなどはなかったため、日常の対策もしていなかったという。「本当にこんなことになるとは思っていなかった。自分が当事者になると大したことにないと思ってしまうんだなと。凄く怖いと思った」と自身の対応が甘かったことを反省した。