サプライズかと思いきや…まったく盛り上がらなかった紅白会見
2016年11月27日 09:05
芸能
「面白い記事が作れないな…」なんて思っていると、総合司会の武田真一アナウンサーが「まだこれで終わりじゃありません。この方たちの登場です!」とあおり出した。誰が登場するのか?記者たちは色めき立った。宇多田ヒカルか?SMAPか?もしくはそれ以外の隠し玉か?高揚感が記者席に充満した。
そんな時に登場したのはAKB48。紅白版の総選挙を開催するという企画の発表だった。企画そのものは面白いものだったが、毎年出場しているので驚きはない。彼女たちには何の罪もないのだが、記者席は驚きのなさに逆にあっけに取られてしまった。
寂しかったのは、欠席が4組いたこと。ロンドン在住の宇多田をはじめ、大竹しのぶ、THE YELLOW MONKEY、、RADWIMPSが欠席。目玉となる宇多田はもちろん、アニメ映画「君の名は。」の音楽を担当して日本中を感動させたRADのメンバーの声が聴きたかった。
そして、もうひとつ感じたこと。会見場にいる人の数が少なかった。例年はレコード会社や芸能事務所のプロモーターで後方まで人であふれている。彼らは自社の歌手の資料を配ったり、今年どんな活動をしてきたかをアピールしたりとせっせこ動く。だが、今年はそうした動きを見せる人が少なかった。今年の紅白、大丈夫だろうか。