TBS社長「マツコの知らない世界」ヤラセ否定も苦言「信頼そぐ一因に」
2016年11月30日 16:10
芸能
伊佐野英樹編成局長は「キーボードのビフォーとアフターが違うものだった。視聴者の方のご指摘で把握した。そのとおりだった」と事実を認め、「スタッフに確認したところ、時間がなくて、キーボードの寄りの画面を撮れなかったと。改めてキーボードの寄りだけを撮って編集したが、その時に、誤って違うキーボードを持っていってしまった。似ているので気が付かなかった。恥ずかしながら、報道でご指摘を受けて初めて気がついた」と説明。「捏造というようなことではない。大いに恥ずべきことではあるが、単純なケアレスミス」とあくまでもケアレスミスであることを強調した。
この問題について、武田社長は「決して捏造ではないが、信頼性の問題。ケアレスミスであっても、本当に反省しないといけない。あってはならない。こういう積み重ねが視聴者の信頼をそぐ一因になっていく。それぞれがテレビマンとして自覚しないといけない」とスタッフに苦言を述べた。
番組公式サイトではこの日、「スキ間掃除の世界」についてキーボードの掃除前後で入れ替わったことを認め、「ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と陳謝した。