川嶋あい 生後半年で実母死去、10代で養母も…2度天涯孤独も歌を支えに成功
2016年11月30日 22:26
芸能
だが、養父が肝臓がんで亡くなり生活は一変。幸せな思い出が詰まった一軒家から小さなアパートへ移り住んだ。養母のために川嶋は13歳で演歌歌手になるも全く売れず、苦難の日々が続いた。だが夢を諦めずに上京した川嶋は路上で弾き語りライブを続け渋谷公会堂で歌うチャンスをつかむ。
必死に成功を目指した川嶋に最大の悲しみが襲った。歌手になることを誰よりも応援してくれた養母が亡くなってしまう。「(訃報を)電話で聞いたのですが、本当に衝撃的でした。あの瞬間は。なんで…という思いで」。2度目の天涯孤独になった川嶋は打ちひしがれたが、スタッフに支えられ養母が無くなってから2カ月後に03年2月に全国デビューを果たす。「明日への扉」が90万枚を超える大ヒット。同年8月20日、養母の命日に渋谷公会堂デビュー。「生きている間に親孝行できなかった」が天国の養母に愛する歌をささげた。
現在30歳の川嶋は家族にもらった“愛”を支えに被災地復興チャリティーや発展途上国での学校建設など社会奉仕活動に尽力している。