演歌歌手の北島三郎(80)が3日、都内で行われた映画「浅草・筑波の喜久次郎~浅草六区を創った筑波人~」の初日舞台あいさつに出席した。
声優以外での映画出演は84年「修羅の群れ」以来32年ぶり。ロケは3月に行ったが、9月に手術を受けた「頸椎(けいつい)症性脊髄症」の影響から「ちょっと体調を崩していて、大きい動きができなかった」と振り返った。現在はほぼ自力で歩けるほどに回復。「今は手術して元気になりました!」と大きな声で報告すると、客席からは大きな拍手が起きた。「これからはどんどん歩いて、こういう泣けるような映画にどんどん出させてもらいたい」と笑顔を見せた。