今年の顔はディーン・フジオカ ヤフー検索大賞「祖国日本で…感謝」
2016年12月07日 11:40
芸能
アスリート部門は、リオ五輪卓球女子団体銅メダルの福原愛(28)。今年9月に台湾の卓球選手・江宏傑(27)と結婚し、注目を集めた。福原は「今までの人生の中で一番濃い1年だった。(結婚して)お料理を作ったり、スーパーに買いに行ったり、楽しくしています。台湾料理は彼のお母さんに教えていただいてます。(Yahoo!では)料理名を検索して、画像で見て盛り付けを参考にしたりします。(彼を)皆さんに紹介できて、検索してもらって良かったなと思います」とビデオを通じてコメントした。
そのほか、アイドル部門は4月にCDデビューし、デビュー1年未満でNHK紅白歌合戦への初出場を決めた「欅坂46」、モデル部門はタレントとしてテレビにも引っ張りだこのりゅうちぇる(21)、ミュージシャン部門はフジテレビ「ラヴソング」でヒロインを演じたシンガーソングライターの藤原さくら(20)、お笑い芸人部門は「メイプル超合金」カズレーザー(32)、女優部門は「とと姉ちゃん」ヒロインの高畑充希(24)、作家部門は村田沙那香さん、声優部門は中村悠一(36)がそれぞれ受賞した。会見に出席したりゅうちゃるは「素直に凄く嬉しい。ジェットコースターみたいな1年だった」としみじみ。「欅坂46」の平手友梨奈(15)は「まだ新人なんですけど、たくさんの方に調べていただいて、嬉しい」と喜んだ。
カルチャーカテゴリーでは、映画部門は興収200億円を突破し、大ブームを巻き起こしている新海誠監督(43)の「君の名は。」が受賞。その他、ゲーム部門は社会現象となった「ポケモンGO」、ドラマ部門は“早丸”“本丸”でも話題となったNHK大河ドラマ「真田丸」、アニメ部門は「おそ松さん」、小説部門は「君の膵臓をたべたい」がそれぞれ選ばれた。卓球が受賞したスペシャル部門とともに新設された流行語部門は流行語大賞ベスト10入りに続いての受賞となった「PPAP」のピコ太郎。多忙のため、今回も授賞式は欠席したが、約4分もの長いビデオインタビューが届けられた。「信じられません。だって、9月末ぐらいからなので。実感がないので、一回寝ます」としながらも「ありが玉置成実」といつものフレーズで受賞を感謝した。ブレークのきっかけを作ってくれた“恩人”ジャスティン・ビーバー(22)にも英語を交え、「もう一回やってくんない、リツイート」と呼びかけ、笑いを誘った。
今回3回目となる同賞は1月1日から11月1日までの集計データをもとに、検索件数が最も急上昇した人物“大賞”に加え、パーソンカテゴリー、カルチャーカテゴリーなど、人物、作品などに送られるもの。昨年はダンス&ボーカルグループ「三代目JSoul Brothers」が大賞とミュージシャン部門をダブル受賞した。