「L⇔R」黒沢健一さん死去 48歳早すぎる…10月に脳腫瘍を公表

2016年12月07日 12:33

芸能

 音楽ユニット「L⇔R」の元メンバーでミュージシャンの黒沢健一(くろさわ・けんいち)さんが5日午前3時52分、脳腫瘍のため48歳で亡くなった。茨城県出身。7日、公式サイトで発表された。通夜、葬儀・告別式は近親者のみで執り行われ、後日「お別れの会」を開く。
 同じく「L⇔R」の元メンバーで、実弟の秀樹が同サイト内でコメント。健一さんは家族が見守る中、眠るように最期を迎えたといい、「これまで兄の音楽を愛してくれた皆様に心からの感謝を申し上げます」と家族を代表して謝意を記した。デビュー25周年の節目の訃報に「とても悲しく残念なことですが」としながらも「黒沢健一の音楽はこれからもずっと、聴く人の心に響き続けてくれると信じています。兄の遺してくれた作品が、一人でも多くの人の悲しみや絶望を癒し、希望の糧となってくれることを心から願っています」とつづった。

 黒沢さんは昨年10月、公演のリハーサル中にめまいを感じ、病院で検査したところ脳腫瘍が見つかった。療養のため、入退院を繰り返していた。今年10月に療養中であることを公表。「病気が発覚してあっという間に1年がたってしまうこともあった」としていた。
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